はてな妖怪ポスト

リファもらったりしてウキウキです。
妖怪考察というのは、形態論より先立って意味論からはいるべきなのでしょうね。
そのあたり自分には不向きっぽいので残念。

妖怪の成立についてつらつら考えてみるに、妖怪Aの目撃、あるいは痕跡などに対し、こりゃ一体なんじゃらほいと騒ぐ民草に、その界隈一番の知識人、長老や僧侶が「これこれ騒ぐでない、これは××といって、そもそも清の国は西安の東にある刀遼山にて生を受けた水の精が、年を経た妖怪魑魅の類じゃ。田畑の雑草をほうっておいたらその田畑に住み着いていろいろ悪さをしよるんじゃ、さあ、みなの者おのおのの田の草むしりに精をだすがよい」などともっともらしいことを言って民心を安らげていたのが始まりなんでしょう。とすると、妖怪考察において重要なのは、その妖怪の認定時代とその時代の知識人の常識、さらに言えば認定場所とその地の知識人の種類なんかも重要でしょうね。

などと皆さんの考察を拝見させていただきながら思ったりして。

ところで、天狗の鼻なんですが、その名前のとおり犬のように顎が前に突き出ていたんではないでしょうか?それが鴉天狗のくちばしになり、擬人化で鼻となったのでは。