白い語録

「せ」
「せみ:蝉」
秋の虫と同じく、日本人にとっては身近で大事な虫。ヒグラシ、アブラゼミクマゼミ、ツクツクホーシ。名前のバラエティがその近親感を十二分に表しているのではないでしょうか。桜がなければ・・・と逆説的に桜の素晴らしさを歌った歌人がいますが、蝉の存在もそれに劣らないでしょう。蝉の声が聞こえるだけで、じっとりと汗が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。
蝉の一生のほとんどが、地中で過ごすことは良く知られていますが、成虫後の、騒々しさからは考えられないほどのはかなさも、日本人好みだと思います。また、羽化が容易に見られるのもよいですね。
来年の夏は、蝉の声で夏を感じるOFFなんてのはどうでしょうか?内容は午前中にみんなで必死で蝉をとり、その後カラオケボックスなどでその大音量の鳴き声を聞きながら、一杯やるというものです。いかかがですか?
ところで蝉丸って、やっぱり赤ちゃんの頃蝉なみにうるさい鳴き声だったからに1000ペセタ。