白い語録

「く」
「くせ:癖」
なくて七癖、あればマドモアゼル・ケツクセというように、我々学習タイプの生命体には切っても切れない癖。その本質はトラウマに対する無意識の防御行動というのが、「癖のある学者による秘密世界会議」(死神博士設立、現議長天馬博士)の博士達の間では定説である。一口に癖といっても「見たい」「見られたい」から「見られないといけない」まで様々であるが、時折犯人の癖が事件解決の鍵になることがあることから、人類の味方であると判断してもよかろう。また「くせ」がなまって「くせい」「こせい」と、最近の教育現場ではもてはやされている「個性」の語源となったのは「大日本癖字保存委員会」(榊 莫山名誉委員長)においてバクザン発言とともに明言されている。そのくせ、くせのある若者は頭を叩かれる傾向にあるのは、やはり日本のアカデミズムの癖というものであろうか。まあ、癖のものならいたしかたないのだが。