一月に観た映画。っていうか、DVD。
キャット・ウーマン
シャーク・テイル
武士・MUSA
無間地獄
ジュラシック・パーク1〜3
ロッカーズ
花と蛇
ピンポン
Mr.インクレディブル
ビッグ・フィッシュ
シー・ビスケット

今月観る予定のDVD
マッハ
ショーン・オブ・ザ・デッド
チルドレン(以下同文)
キル・エビル

幕末艶戯〜Turn・over〜

設定だけ見ると、アニメやジュブナイル、漫画などにありそうですが、これはやはり実写で無いと意味が無いです。
実写で、男と女が入れ替わった世界を表現してこそ、違和感が目的どおりに生じるからです。

http://d.hatena.ne.jp/yukodokidoki/20050128#p3
ぷよ姐さんのご意見も、よいです。これこそまさに宝塚や、OSKでやってほしいですね。
となると、男が演じる女性を女性が演じるというややこしいものになりそう。

幕末は丁髷じゃなくても違和感ないので、女の子の侍姿も、かっこよく仕上げられそうです。
そういえば、今週号の銀玉、幾松ちゃんが出てましたね。関係ないですけど。
女の子の侍姿は、いい感じにできそうですが、男の子の町娘や芸娘姿は、すこし考えないと。いや、これはミカヅキの手にあまるかも。だれか、デザイナーに頼みたいです。

映画本編のストーリーをそろそろ固めていかないといけません。
特に大掛かりなストーリーは必要ないと思っています。
大きな流れは、日本人のほとんどが知っているであろう、幕末の歴史的流れで十分だと思います。
そこで、商売=経済の持つ大きな可能性に魅せられつつある竜馬が、商いの町大坂で出会うものに感心し感動する。また、ある意味江戸時代の太平を謳歌していた大坂商人の何人かも、竜馬の言動に来るべき開国時代への期待と不安を膨らませる。

基本的には全編ユーモラスな感じで。
撮影や演出、絵面は映画的、セリフはTV的(聞き取りやすく)。TV局主体で映画制作もよいかも。ね、フジTV様。

この世界での普遍的男女関係、いや女男関係。性差別。
置屋の芸者(男)の見せる男気。
侍(女)の町娘(男)との恋愛、侍の女心。
反権力を描くのですが、敵役となる「権力」は、幕府でいくか、薩摩でいくか。
池田屋事件直後なら、やっぱ将軍様かなあ〜。
お約束の覆面剣士は町娘(男)が正体です。おりょう

幕末艶戯〜Turn・over〜

ネタの生育過程。

サトエリ主演の映画。(この時点で、サトエリ監督という前提は忘却の彼方)
大画面のサトエリ
説得力のある身体言語としての完璧なプロポーション
活かすためには、通常のドラマではなく、非日常的なもの。
日本で撮影するという根拠無き前提から、時代劇。
日本の過去でおもしろいジャンル。
平安。戦国。そして幕末。
幕末でおもしろそうなネタ。オリジナリティと隙間。
エゾにおけるアイヌの話。(ノーザン・トレイル)
意外と知られていない、幕末の大坂。

時代劇という設定。
美少女剣士。だけでは弱すぎる。
いっそ、「もしもの世界」。男と女が入れ替わっていたら。
世界観の詳細設定。

◎表現したいもの
美少女侍。
男尊女卑の批判。過去への批判。
男子への警鐘、女子への啓蒙。未来への提案。
ジェンダーを超えた人間性
日本の文化としての男らしさ、女らしさ。
大坂の本音。
反権力。
前近代的世界での牧歌的世界。
様々な笑い。

「幕末艶戯〜Turn・over〜」1
というタイトルは、正直閉口していますが、ぜんぜんよいのが思い浮かびません。
しかし、しつこくこのネタを引っ張っていくのが、2005年のミカヅキの使命になりました。
司馬遼太郎の「侍こわい」を読んだので、舞台は池田屋事件直後の大坂に決定です。
登場人物は、坂本竜馬以外、未定です。
有名人を二三人、浪速商人、そしてみょうが斎はぜひ出したいなあ。

池田屋新撰組に斬殺された長州の背後には、謎の存在があった。
池田屋を逃げ延びた桂小五郎は、その黒幕を探して大坂へ。
新撰組の沖田は、拷問する姿を見られたくない土方に命じられ、桂を追って大坂へ。
竜馬は、商いの勉強のため大坂を訪れていた。

竜馬、桂、沖田の三人の前に現れた、悪の黒幕は・・・!

という背景は関係なく、竜馬をとりまく当時の大坂の奇妙な面々とのほのぼのした日常を映画にしたいです。

BM界の重鎮きゅー太さんのブログ、その名も「きゅー太の一人BLOG」にネタ採用されちゃった。
http://kyu-ta.web.infoseek.co.jp/blog/archives/000414.html

このBLOG、BMが好きな人はもちろん、そうでない人も一見の価値あるデスヨ。

ブログる場合らしいです。
http://www.blogru.jp/nakashima/
サトエリにこんな映画を撮ってほしい!」リクエストを大募集します!
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2390547

今年一回目の日記ですが、そういうことです。

ミカヅキ的にはサトエリ大好きなので、しっかり考えてみました。
考えてみた結果、サトエリのあの完璧な肢体は、どうやってもファンタジーにしかなりえないという結論に達してしまいました。
リアルなドラマだと、あまりにもサトエリが素晴らしすぎて、リアリティがなくなってしまうのです。
とまあ、お世辞はここまでにして、でも実際、サトエリを十二分に活かす映画は、その肉体と笑顔を活かせる映画だと思います。
いくつか考えた案を書いてみます。
1 サトエリinアクション
サトエリは殺し屋。アクションは、ガン=カタリベリオンリベリオン -反逆者- [DVD]ヘルボーイ デラックス・コレクターズ・エディション [DVD])+カール・クロエネンのトンファー型ソード(ヘル・ボーイヘルボーイ デラックス・コレクターズ・エディション [DVD])をベースに、サトエリの長い足を活かしたカポエラ(キャット・ウーマン)。ストーリーはかなり暗めで、最後の最後にサトエリが微笑して終わる。

2 サトエリinロマンティック・コメディ
ラブ・アクチュアリー [DVD]アメリ [DVD]を足して二で割ったような感じのストーリー。
現実とファンタジーの境界が簡単に壊れる演出。
サトエリの笑顔でみんな幸せになれます。

3 サトエリinファンタジー
これがミカヅキ的には一番やって欲しいDETH。
サトエリが一番映えるのは、やっぱり非現実的な世界、ファンタジーです。とりあえず、デイズニープリンセス張りのお姫様姿も見たいですが、ミカヅキが提案するのは時代劇です。
時代劇?じゃあ「あずみ 2 [DVD]」ですか?
いえいえ。
時は、もっとも日本が激震した時代、幕末。
刀と銃、倭と夷、勤皇派と佐幕派尊王攘夷の嵐が激しく時代と個人を揺り動かしたこの時代、サトエリは何を演じるのか?
坂本竜馬を演っていただきます。
いえ、「幕末純情伝 特別版 [DVD]」ではありません。
竜馬だけではなく、その他の登場人物、すべて性別を逆転して配役します。
題して「幕末艶戯〜Turn・over〜」
西郷さん、桂さんや新撰組の面々を始め、歴史の表舞台に名前のでた人はみんな女性に演じてもらいます。もちろん、彼らを影で支えた女性達は、男性が演じます。おりょうさん役にはぜひ、金城武を。
単に男装女装で表面的に演じるのではなく、世界そのものが、女性上位という設定にします。
女性と男性が逆転した社会は、今なお根強い弾権社会への批判にもなるでしょうし、逆説的に、弱体化したと言われる現代の若い男性への応援にもなります。
これは、ファンタジーであり純然たるSFなのです。
男装の麗人は、宝塚ファンを見るまでも無く、女性へのアピール度も高いでしょう。
設定的には、ありえない世界ではありながらも、恋に悩む竜馬や、男気のある幾松(要潤はいかが?)に、視聴者は感情移入可能です。
ストーリーも、歴史をなぞりながらも、二転三転の大どんでん返し!
なによりも、ダンビラを大上段に振りかぶるサトエリをスクリーンで観たい!
どうです?
おもしろそうでしょ?

是非ミカヅキに脚本書かせてください。